2013年01月22日

'I See a Darkness' Bonnie "Prince" Billy

“I See a Darkness” Bonnie “Prince” Billyたまに、ふっと、ほの暗い音楽を聴きたくなることがある。滅入っているから、といったそれらしい理由は何もない。のどが乾いたから水分補給するように、ただ体がそういった音を欲している。

そんな時に手がのびるのがこの曲。静かで、内なる闇と死についての歌なのだけれど、自分の奥底を凝視するようなはげしさはなく、少ない音数の間はふしぎな浮遊感と高揚に満ちている。静かで、うすら暖かい暗さの中に沈み込んでいくような、何とも言えない心持ちになる。

子供のころ読んだ絵本に出てきた、泥につかるのが大好きな子豚のことを思い出す。お気に入りのやわらかい泥の中に、ずずーっと静かに沈んでゆく豚の恍惚の表情は、この世にはコトバでは言い尽くせない(アブナい?)心地よさというものがあることを教えてくれた。この曲にすっぽり包まれるとき、あの豚の気持がなんとなくわかるような気がする。そういった意味でも、真にパーソナルな音楽だと思う。秋の夜長に、素に戻れる空間で聴きたい。

ジョニー・キャッシュがカバーしたバージョンも有名だけれど、言霊の人キャッシュの説得力のある歌ではなく、オリジナルを取りたい。

http://youtu.be/LAriDxTeed8


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posted by cyberbloom at 07:56| Comment(0) | AMERICAN ROCK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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